鹿児島大学で
ローズヘアータランチュラが捕獲されましたよね。
大学のものではなく、「一体どこから?」といわれていますが、どうやら
ペットの入門用として有名な一種のようです。
・ローズヘアータランチュラの画像(http://arkpet.ocnk.net/product/2252より引用)ローズヘアータランチュラの生態
大きさ;6cm~10cmほど
生息地:チリ、アルゼンチン、ボリビアの乾燥地帯
寿命
野生:3~10年(オス)、15~20年(メス)
飼育下:2年以下(オス)、20年以上(メス)
雌に比べて雄の寿命が異様に短いですが、一説によると雌に自分の死骸を食べさせるためなんだとか。
・大きさはこのくらい(http://bidders.co.jp/item/118568455より引用)・脱皮するとこんな?(http://blog.livedoor.jp/higemushi/archives/cat_50132119.htmlより引用)ペットとして
チリやアルゼンチンなどに生息し、一般的に
チリアンコモン(通称チリコモ)や
ローズヘアーという名前で流通する事が多いタランチュラの一種。
砂漠の近くに住んでいるためか、拒食をすることが多く、年に1~2回の食事しかとらなかった個体もいるなど、とにかく手間がかからず
入門用の個体として有名なんだとか。
性格もおとなしく、控えめなサイズ。そして、価格も安いと初心者にも扱いやすくなっています。
唯一注意が必要な毒に関しても、タランチュラといえば毒グモのイメージが強いですが、実際には一般的な
ハチの毒よりも弱い毒しか持っていません。
そのため、せいぜい皮膚に炎症が起こる程度で、人間が死亡したケースはありません。
ただ、毒性が弱いといってもエサを与えるときはピンセットであげたり、夜に脱走しないように密封できる飼育ケースを使うなど注意が必要です。
今回鹿児島大学で捕獲された個体も、ペット用として飼われていたものが脱走したのでしょうか。
タランチュラやサソリなどの飼育書は希少で、大体の奇虫飼育者は持っているそうです。