スーパームーンと
地震の間に
科学的な根拠があるのかを調べました。
スーパームーンとは、月が地球に近づき大きく見える現象のことで、この時には地震や竜巻などの災害が増えたり、事故や犯罪が増加するといわれています。
科学的な根拠
スーパームーンと地震との関係を肯定する科学的な考え方は存在します。
前提として、月が地球に接近すると、引力が強くなって海面が月側に引っ張られます。
その影響で満潮の高さなどに影響が出るのです。(これは科学的に認められています。)
この引力が地表にも同じように働いて、何らかの影響が出るというのが肯定派の意見です。
ぎりぎりで地震が起こっていないところに、引力で引っ張られたら大きな地震が起こってしまうだろう、という考え方です。
世界のアマチュア科学者の中で話題になっているこの肯定説ですが、NASAなどの主要な科学者はこれを
否定しているようです。
なんででしょうね?素人目からみたらとても説得力のある意見のような気がしますが・・・
youtubeにNASAが2012年のスーパームーンと災害との因果関係を否定している動画がありました。
英語なのでさっぱりわかりませんね・・・えっ「
先に言え」って?すみませんでした。
でも主要な科学者がこうやって否定しているならやっぱり因果関係なんてないんじゃないの?
あまりに多すぎる過去の事例
以下は、スーパームーンの近くで大地震が起こった出来事をまとめ記事から引用したものです。
1993年:釧路沖地震(M7.5)、能登沖地震(M6.6)、北海道南西沖地震(M7.8)
1994年:北海道東方沖地震(M8.1)、三陸はるか沖地震(M7.6)
1995年:阪神大震災(M7.3)
1996年:秋田県内陸南部(M6.0)
2000年:鳥取県西部地震(M7.3)
2001年:芸予地震(M7.2)
2002年:宮城県沖(M6.3)、日向灘(M5.7)
2003年:三陸南地震(M7.1)、宮城県沖(M6.2)、十勝沖地震(M8.0)
2004年:紀伊半島南東沖地震(M7.1,M7.4,M6.5)、新潟県中越地震(M6.8)、スマトラ島沖地震(M9.3)
2005年:スマトラ島沖地震(M8.7)
2008年:四川大地震(M8.0)
2009年:静岡沖地震(M6.5)、南太平洋・サモア近海(M8.3)、スマトラ島沖(M7.6)、南太平洋・バヌアツ諸島(M7.8)
2010年:チリ地震 (2010年)(M8.8)、青海地震[中国](M7.1)
2011年:カンタベリー地震(M6.3)、東北地方太平洋沖地震(M9.0)
約20年で30件弱・・・偶然にしては多すぎますよね。
中にはスーパームーンと2日違いで起きている地震などもあって、日数や件数からみてもあまりに
不自然です。
これでは科学者が否定していても、関係性を疑ってしまいますよ。
そうはいっても、願い事がかなうなど、どちらかといえばよいイベントのスーパームーン。
普段よりも綺麗な月を見るために夜更かしをする人が後を絶たなそうです。
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